TOEIC®テスト の歴史について






世界共通の英語力をテストする方法として認知度が高いTOEIC®テスト は、日本人の間でも人気があり、英語のコミュニケーション力を養うなら「TOEIC®テストで点数を上げる」のが効率的です。そんなTOEIC®テストがどのような歴史を歩んできたのかー誕生から現在に至るまでをお話いたします。


TOEIC®テスト の誕生


米国ニュージャージー州プリンストンに本部があり、1947年に設立された世界最大の非営利テスト開発機関であるEducational Testing Service略してETSに、日本の経産省(旧通産省)からビジネス英語のスキルをはかるためのテスト開発を依頼したのがTOEIC®テスト誕生のきっかけです。その後1977年9月にETSと本格的な交渉に入り、2年の研究開発を経てTOEIC®テストの作成が実現しました。



TOEIC®テストの作成にあたっては、いつでも受験でき、大勢の受験者の受け入れ、受験や採点に時間をとられない、ビジネス英語を通して日常生活の中で使われる英語をテスト内容とするなどの目標が掲げられていました。グローバル化が進む環境で、日本人が世界の人たちとコミュニケーションを取れる人材が必要であるとの考えから、このようなTOEIC®テストの開発依頼へと繋がったのです。


現在に至るまでのTOEIC®テスト


1977年9月の交渉から2年の時を経た1979年12月に、札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の5箇所でTOEIC®テストの第1回テストが実施されました。わずか3,000人あまりの受験者でしたが、回を重ねる度に着実に受験者数を伸ばしていき、1985年には、その数が88,000人、1990年に入ってからは332,000人、2000年以降は100万人を突破するまでになりました。



その背景には企業におけるグローバル化の加速があり、TOEIC®テストを採用する企業が急増したことがあります。

そのためTOEIC®テストの需要が高まり、現在に至っているわけです。TOEIC®テストでの900点突破によるスコアアップは、人生の可能性を大きく広げてくれるスタートラインに立つことに過ぎませんが、英語力アップはもちろん、高得点を叩き出した自信にもなり、人間力の向上へ繋がります。



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