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休暇中に勉強?

2023/01/28 - BLOG

SLCの矢田真生子です。

岸田総理が、「育休取ってる間に学びなおしを」と言ったそうな・・・。

なんじゃあそりゃ?

まず、育休は子育てのための休みなんで、それどころじゃないでしょうというつっこみが出来ますが、
とにもかくにも、つっこみたい点が多すぎます!!

勉強って、一歩譲って、たとえ時間があると仮定しても、出来ないんですよ。
時間があっても出来ないって悩みがあるから、高額なコーチングサービスとか、
色々あるじゃないですか。

それから、確かに産休や育休の間に勉強する人はいます。
司法書士試験の合格者の中にも、そういう人がいます。
それはもう、壮絶だそうです。

なんでそんなことが出来るかというと、イメージが降りてきてしまって、
止まらない熱量が出てきてしまって、やってしまうわけです。

どうやったら、国民に熱量が生まれるのかを、考えたほうがいい。

教育は短期的なリターンを求めるものではなく、
なんか世間的には意味なさそうに見えても、興味がある分野があって、
それにのめり込んでしまう人は、のめりこめるような世界観を作らないと。

いちいち、いちいち、それのリターンは何ですか?
何年で元が取れますか?
いちいち、いちいち、それっぽい事を紙何枚かに書かないと、
やらせてやらねえって文化が、会社にも教育にもはびこってるから、
せっかく何かに興味を持つであろう才能があったはずの人が、
やる気なんてない暗い顔になったり、
学費を出してくれる人からの許可の出る範囲でだけ勉強するので、
こんなことになってしまったんじゃないでしょうか。

とにかく、さすがにとんでもない案を言い出すわ、と思いました。

勉強は、熱量がなければ誰もしないし、成果が出ない。

自らの内から生まれる情熱がないとやらないって事を忘れて、しょうもない制度を作るから、
今では仕事の分野でも、「絶対に実現するぞ」なんて思ってないチームが、
なんとなくやって、はい成果出ませんでしたね、なんてやってます。
私の以前の会社では、そうでした。
何千万も予算をかけて、やってる誰もが完成しないと思ってるシステムを作ってたり。

こういうアホなことを、日本はやめないと。

小さい商売はそこが良くて、まじで本気でやらないと死ぬ!ってのが、非常に良いのです。
「やってる感」とか、あり得ないですから。

とにもかくにも、学ぶってそういうことじゃないから。
自分自身の中から、強烈な情熱が出てこないと、学びなんて、起こらないんだから。

全く、変なことを言い出すわ、と思いました。

SLC
矢田


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