理想を言うと。
2018/06/11 - BLOG
SLCの矢田です。
前回の料理教室の話の続きなんですが、
受講生が全然上達しなくても、「次のコースでまた色々な料理が作れますよ。」と、
次のコースの受講を強くお勧めするのが、料理教室の仕事だと思います。
確かに、会社としてはそうすべきです。
でも本当は、「色々違ったものを作れて楽しいですよ。」ではなくて、
「毎回同じ配合で同じものを作ってみて、毎回工夫したことを報告し、進歩を示しなさい。」
というつまらなくて厳しい指導じゃないと、あの受講生達は何も作れるようにならない・・・
客観的に見ていると、そう思います。
「一気にプロの作品を真似」しようなんて思っちゃダメなんです!
本当に上達してもらいたかったら、お料理の先生は、
生徒をとっつかまえて、同じレシピを繰り返し作らせるのが理想です。
理想の実現って、難しいですね。
やっぱり、素敵なお料理の写真がたくさん並んでいて、
色々作れそうに思えるコースじゃないと、魅力的に見えない・・・
でもまあとにかく、料理も英語も同じで、反復がつまらないとか言っている場合じゃなくて、
「同じことを繰り返してくれ!」と、私は強く思います。
成功した人の結果を真似するんじゃなくて、過程を真似しないと意味がない。
成功した人は、絶対に、「死ぬほど繰り返したよ」って言ってるんだから。
でも、同時に「言うと嫌がられるけどね・・・」って言ってたりもします。
でも言わないと。
SLC
矢田