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生きるために頑張る。

2022/04/02 - BLOG

SLCの矢田真生子です。

趣味や教養の勉強は、なんか余裕があってカッコイイように見えますが、
「生き残るために」「やらないともう死ぬ」という危機感があってやっと、
まともな軌道に乗るなと思います。

「もう死ぬ」なんて事態は回避したいし、
余裕で生きている上に、更に趣味や教養を重ねるのが、
人間らしい生き方ってものじゃないか!
というのはそうかもしれないけど、そうじゃない。

余裕があると、まともなことやらないんですよ。
いつまでたっても、まともなものにすらならない。

危機感って、まともになるための大事な出来事です。

商売もですね、道楽でやっても、まともなもの、
つまりお客様に来ていただけるようなものには仕上がりません。

「もう潰れる」って危機感が必要なんです。

「友達と起業しちゃダメだ」って言い伝えも同じ理屈で、
友達とやると、サークル活動になっちゃうからです。

サークル活動は、もう最悪です。

会議ごっこに、序列ごっこ。
危機感がないからですね。

危機感があれば、お客様の役に立つことにしか、時間を使いませんよ。
お客様からお預かりしているお金で、自分たちの会議をしませんよ。

危機感というのは、必要なことにしか資源を使わない行動に繋がります。

危機感は、バンザイして歓迎すべき、素敵な出来事です。

だから、必死で生きるために勉強し、あがき苦しむことは、
全然カッコ悪いことではなく、とても素晴らしい行動だと思います。

堂々とあがこう!と思います。

SLC
矢田

何度も同じことを考える。

2022/03/31 - BLOG

SLCの矢田真生子です。

一回で覚えられない、一回では理解できないのは、大した問題じゃないんですが、
一瞬分かったと思ったら、「ああ、そうか。なるほどね。」と終わってしまう、
これが問題です。

分かってから、100回1000回と繰り返し同じことを考えると、
考えなくても一瞬で結論にたどり着ける回路が出来てくるので、
その回路を作って、増やしていくように、
同じことを何度も繰り返さないといけないのです。

だったら結論だけ暗記でいいじゃないか~!!

とはいかない。

まずは、途中経路を何回も繰り返し行ったり来たり、
段々と無意識に一瞬でたどり着けるようになる。
この練習を繰り返すと、語学の勉強は前に進みます。

とにかく、普通の人は繰り返しが少ないんですね。
普通じゃなくなろう。

何回やればいいのかは、誰も教えてくれないので、
自分で探り、じたばたし、右往左往し、進むしかない。

「効率」とか言ってる場合じゃない。

トヨタの工場だったら「効率」は大事だろうけど、
我々車じゃないからね。

「効率」なんかいいから、
じたばたできる、中途半端を我慢できる、
ゴールが見えなくても進める、右往左往してみれる、
何度も何度も同じことができる、
同じことのようで、毎回違うってことが段々分かってきて楽しくなれる、
「お~、これは、そのうちできるぞ」と思える、そういうのが大事ですよ。

SLC
矢田

まだやれる。

2022/03/30 - BLOG

SLCの矢田真生子です。

「こんなにやってるのに、点数が上がらない・・・」

道はまだまだ続くので、仕方がないことです。

それに、大体「こんなにやった」とは言ってはいても、
嫌いなものを残してることが、多いのでは・・・。
(言いにくいですが・・・)

「えっ、単語ですか。一冊覚えなくちゃいけないんですかねえ。」
「いや、音読はまだ意義に納得できてないんで。」
「構文取って和訳するのは、私には無理です。」

とまあ、手つかずの大嫌い分野が残っているんですよ。
大嫌い分野に手を付けよう!
食わず嫌いってこともある。

900点取っても、「まだやれる。」
試験に失敗しても、「まだやれる。」
まだまだ、やれることはあります。

今が最終地点でも完成でもありませんから。
ずっと、途中です。

まだ2022年だし、まだ令和です。

まだやれるんだ~!!という意気込みで、
毎日少しの負荷を課していこう。

SLC
矢田

小説を読もう。

2022/03/29 - BLOG

SLCの矢田真生子です。

昨日帰宅してからテレビを見ていたら、
今は毎日やっている戦争のニュース、それからアカデミー賞、
そしてヘイトクライムの事件とか、やっていました。

昨年突然韓国文学にはまり、小説を一気に何冊も読んだのですが、
その時、「海外の現代文学は面白いのかも」とひらめいて、
東欧とか、ヨーロッパの小さな国のベストセラーになった小説とかで、
日本語訳が出ているものを、3冊ぐらいだったか、読んでみました。

偶然なのか、そういうのが多いのか、どの小説もテーマはソ連時代の怖いこと、
それに起因する分断された人間が起こす現代でも怖いこと、
残酷になれる人間、というものを扱っていて、とても重くて怖かったです。

アジアの小説の怖さとはまた違って、直球で残虐で、
本当に怖くて、最後まで読めなかったのもあるし、
遠い国で文化や歴史がよく分からないので、
クリスマスを信じていないことを必死でアピールしないと殺される危険性とか、
そもそもクリスマス自体、見様見真似でやっているので、
自分事として体感できる感覚は持てず、はまらずに終わりました。

その点、韓国文学は日本人にピンとくると思います。
民主化運動も南北分断も経験していないけど、
物理的な距離の近さ、言語や文化の近さ、交流の深さというのは、
ものすごくある、ということが、
ヨーロッパ文学を読んでみると、比較して感じられます。

で、実は私、ヨーロッパって言ってますが、
どこの国の本を読んだのだか、覚えていないんですよ。
つまり、頭の中でごっちゃにしています。

だから逆を言うと、遠くから見たら、同じなんです。
日本も韓国も、更には中国だって、遠くの国から見たら大体同じで、
細かい違いに気が付いてくれたりしません。

ヘイトクライムのニュースを見て思いましたが、
彼ら、大人なのに暇過ぎる。

仕事がないことを、環境や他人のせいにする人は、
助けてあげても、ずっと人のせいにするので、助けがいがなく、
だから助けてももらえないんです。

役割を持てず暇だから、大人であっても、自分のやるべき仕事がなく、
「サークル活動」しちゃうんです。

ヘイトクライムだけじゃないです。
パワハラ上司も典型で、あれは職場をサークル活動にしている現象だと思っています。

その空間だけで通用する謎のマイルール、序列、判断基準を押し付け、
「そうだよね」「そうですよね」という人間関係を構築し、
共感と同調で繋がるキモチワルイ集団を作っちゃう。

原因は、「やるべき仕事がない」に尽きると思うんです。
あったら、そんなことしないから。

大人は、共感や同調で繋がるのではなく、
問題解決とか、価値創造で繋がればよくて、
その他の事はもう、てんでバラバラがよろしいですよ、と思います。

で、アカデミー賞ですが、村上春樹はすごいです。
近い国で言語や文化が近いから分かる、っていうのではなく、
舞台が日本だから、和のテイストがエキゾチックでいいですね、っていうのではもちろん全然なく、
世界中で読まれて、小説全体としては意味不明なんだけど、そのある部分とかある人物が、
どこの国とか文化圏とか関係なく、「自分だ」という感じで巻き込まれていく、
そういう感じなんじゃないだろうか。

で、言いたいことは、「小説を読もう」です。
読めば共感や同調のバカバカしさが分かり、
ついでに経営も出来るようになります。

大人なのにサークル活動しちゃう人って、小説読まない系の人だと思いますね。

更には、村上春樹の小説は、経営にも効きます。
なにしろ村上春樹さんご自身がお店を経営していらっしゃったので、
経営をよーく分かってて、どうしてもにじみ出ちゃうんですね。

SLC
矢田

桜が満開

2022/03/28 - BLOG

SLCの矢田真生子です。

渋谷の桜が満開です。
お天気も良く、気持ちがいい季節です。

が、コロナに戦争に、
とにかく心から春の訪れを感じたり、
心の底から解放感を感じるようなことが、
もう数年間なく、
これからどうなっちゃうんだろうという、
不安や危機感に囲まれた時代になっちゃいました。

コロナ前は、やれグローバルだ、やれインバウンドだと、
今考えると浮かれ気分だったという気がします。

「グローバルって何?」って思っても、言えない空気だった。
(前の会社での話)

でも本当に、
「グローバルって何で一体何をしたくて、どこに向かいたいのか?」
「わっけわからんな」と思ったんだけど、
グローバル推進課とかいう新しい課ができて、
「グローバル」「グローバル」って単語を叫んでいた。

「これからはロシアだ」と言ったら、分かってるビジネスマンみたいな、
今思うとそんな単純な・・・って感じの、本当に浮かれた世の中だった。

ふわっとした意味のカタカナ言葉を使うと、
痛い目に遭うというのは、TOEICあるあるです。

日本語で自分の口で説明できる単語を使おう。
説明できないってことは、言ってる本人が分かってないってことです。

アフターコロナは、グローバル推進課でなく、地域密着推進課を作ると良いと思う。
漢字なので、とても良いと思う。

もう、「鎖国の時代に向けて」とか言って、
その準備をしている個人とか、自営業者は、いっぱいいると思う。
私も準備をしています。

でも、鎖国も良くないと思うので、
市場を求めて海外に目を向けるのではなく、
語学に興味を持ったり、人に興味を持つことは、是非とも継続したいです。
とても、大事だと思います。

桜を見ても、そんなことを考えちゃう時代です。
元には戻らない。新しい世界に変わっている。

唐突ですが、村上春樹の『1Q84』という小説で、
元の世界に戻ったと思ったら、微妙にENEOSの看板が違うシーン、
私の感覚ですが、なぜかあのシーンが、アフターコロナにかぶさってくる。
元とは違う。でもいっか、ここで生きていく。
村上春樹はすごい。人生のあらゆるシーンにかぶさってくる。
日本には村上春樹がいる。それはすごい。
そういう気分の春です。

SLC
矢田

静かな3月

2022/03/25 - BLOG

SLCの矢田真生子です。

理由はハッキリ分かりませんが、
毎年3月はやや暇、になります。

セミナーもレギュラーコースも人数が少ないです。

少ないほうが好きな場合、是非3月に来てください。

それで3月に移転しちゃえ!と思った、というのもあります。

移転して2週間、段々と、落ち着いてきました。

移転で崩れた体調も、段々と平常に戻ってきました。

元気がなくちゃ、仕事も勉強もできません。

勉強も頑張り過ぎると体調が崩れるので、
低空飛行でいいから、ずっと続ける、
一定のリズムで続けるってのが大事。

継続がなかなかできない場合、
時間があるから、集中できるからってやり過ぎないように、
毎日一定のリズムで、
このページを毎日50回音読するって決めたら50回でやめると、
段々と継続の感覚が作れてくると思います。

文法問題を10個解くって決めたら、10個でやめる。
長文を2題解くって決めたら、2題でやめる。

そうしてみると、案外その分量って短時間で終わって、
「あ、なんだ・・・」ってなります。

この本を20ページずつ進めて、200ページあるから10日で終わらせるって決めると、
ちゃんと終わるし、20ページって実は思ったよりも楽に進めて、
「今日はもうちょっと進めようかな」とか思っちゃうものです。

ただ、思っちゃってもいいけど、進めちゃうと良くないのです。
これは、自分にも言っています。
「一定のリズム」がとても大事なんです。

1日の分量を超えると、翌日のリズムが崩れます。

何週間か継続できて初めて、
「じゃ、一日の分量を少しずつ増やそう」とするといいです。

「できるだけやる!」とか思ってると、
長時間かけて何もできてなかったりするので、
分量決めてコツコツ淡々は、なかなか良い作戦です。

SLC
矢田

今のところ住み心地良い

2022/03/22 - BLOG

SLCの矢田真生子です。

移転は大変だったけど、今のところ、
「ここで良かった」という感じです。

最終的に2つの物件で迷い、こちらの關口ビルにしたのですが、
やっぱり、こっちで良かったなと、今のところ、思います。

物件探しは私が渋谷を歩いて歩いて、たくさん見て、
最後に3つ候補を残して、矢田弘巳さんを連れて再度見て、
それから2つに絞り、最終的にここに決めました。

矢田弘巳さんは、
「すぐ見つかるよね。」とか言ってますが、
結構足で歩いて歩いて、時間をかけて探しました。

で、移転作業の時には、私が体調を崩し、
矢田弘巳さん一人で物を梱包したり、運んだり、
移転の連絡しなくちゃいけないリストに1つ1つ連絡したり、
やっていました。

なんだかんだ、平等だなと、思いました。

住所的には以前と同じ道玄坂ですが、
少し場所が違うだけで、道路の人混み具合が全然違います。
今は、ビルを出た瞬間、人がいっぱいです。

でも、不思議なことに駅周辺の商業ビルの中は人がいなくて、
ストリームとかヒカリエでさえも、閉まりっぱなしの店が目立ちます。
渋谷は道に人が溢れていても、商業施設は閑古鳥が鳴いているという不思議な場所になっている。
歩いてないで、店に入ってくれ!という感じ。
ビルの中のほうが、人との間隔取れますけど、って感じ。

でも、歩いていると若者が「宮下パーク行こうぜ」と口にするのを何度も聞きました。
宮下パークはすごいです。
なんと、フードコートがあるし。

払える値段でお友達と何時間もお話できる場所、
学校のキャンパスとか、カフェテリアとか、若い時にはそういう場所が必要だ。
そういう場所を失って、もう2年以上、かわいそうだ。

SLC
矢田

2022年3月20日第291回TOEIC L&R公開テスト受けてきました!

2022/03/20 - BLOG

山口シュウです。

本日のTOEIC L&R公開テスト受験された方、本当にお疲れ様でした。
私は午後受験。今日の東京はやや肌寒い早春の日でした。
今回もTOEICを無事に受けられて感謝です。
さて今回の感想にいきましょう。
今回も複数のフォームがあり人により難易度の印象がかなり異なるようです。
私は17:02終了で、ドアの下に石を置く女性のフォームでした。

その印象は…
今回は、「パート7が読み難かったなあー」です。

【リスニング】
パート1、やや難。最近はよく分からない問題が1~2問出てきて苦しいです。
パート2、やや難。中盤から間接的な応答ばかりでした。
パート3、やや難。選択肢が長いし、意味は取り難いしで厳しかった。
パート4、普通。パート3よりは少しだけやり易かったが、先読みが出来てないと難。

【リーディング】
パート5、普通。全体としては普通の難易度の問題が多かった印象です。
パート6、普通。パート5よりはやや難だったが、特に難問は無かったような気がする。
パート7、難。英文量も多目だし、読んでもなかなか内容が入ってこないし、選択肢も選びにくいしで苦戦しました。

個人的には通算119目の公開テストでした。リスニング、1問完全に聞き逃した以外はリズムは悪くなかった。でも最近パート1が苦手です。リーディング、パート5,6は順調でしたがパート7で苦戦し塗り絵の危機に陥りました。最後の2セットはやや拾い読みで何とか2分前に終わりましたが、見直しは全く出来ませんでした。厳しい回になりましたね。

SLCのTOEIC前週模試会は公式問題集8の3周目を実施中です。
公式8はかなり手強い公式問題集となりますので、ぜひ解説を聞きに来て下さると嬉しいです。
また復習としてのご参加も歓迎いたします。
席に限りがありますのでご予約はお早目にお願いします。

日々の山口の活動はユーチューブチャンネルで発信中です!是非ご登録お願いします!
https://www.youtube.com/channel/UCy-3nBMnMo36qzvwvvXthlw

SLC
山口

明日は精読

2022/03/20 - BLOG

SLCの矢田真生子です。

明日は精読セミナーです。
なぜだか、地味に精読セミナーの人気がじわじわと上がっていて、
開催頻度が増しています。

結局読めなきゃいけないだなと、思ってくれる人が増えているのか、
嬉しいことです。

私は高校2年生まで、「構文を取る」必要があること自体に、無意識でした。
高校2年生と3年生の間の春休みに、駿台の春期講習に行って、
突然「五文型が全てだ」ということに気が付き、
それまで単語がたくさんあるだけに見えていた文章が、
バキバキと音を立てて、文型に分かれて見えてきて、
突然、割と長い文章も読めるようになりました。

それは、衝撃的な出来事でした。

そして、構文が取りにくい文章を見ると、「こればクイズだ」と思うようになって、
パズルを解く面白さを感じるようになり、今に至る、という感じです。

構文を取るのが苦手な方もいらっしゃいますが、
それを諦めちゃ、長文がチンプンカンプンですから、諦めずに、
時々は丁寧に文型を取るように、してみてほしいです。

突然出来るようにはなりませんが、諦めずに繰り返すと、
段々と分かってきます。

段々としか分かってこれないのは当たり前。
何かすごい法則を知れば、突然それが全てに当てはまるってことはないんです。

本当は、五文型が全てに当てはまるんだけど、
その単純なことに気が付くまでの過程は、長いんです。
でも、時間がかかるのは、仕方がないんです。

たまに、
「スラッシュリーディングと、精読と、返り読みと、スキャニングと、どれが正解なんですか!!」
と詰め寄る人がいます。

答はない!!

全部正解だし、自ら迷路の中を右往左往しないと、最終的なシンプルな答には行きつきませんよ。

個別具体的な答を求める人は、勉強に向かないので、
まず勉強に向く性格に変えるとこから始めないと。

とにかく、どうしていいか分からなくなったら、やっぱり精読です。
なぜなら一番安定的で、心が落ち着き、正しさという安心感に包まれるからです。
スピードはあえて捨てますけど。

ということで、さまよってきたら、精読にトライしてみてはどうでしょうか。

SLC
矢田

丁寧に、何度も読む。

2022/03/19 - BLOG

SLCの矢田真生子です。

何度も何度もって、大事なことです。

我々が子供だった頃、まだ情報化社会じゃなかったので、
好きな芸能人とか、好きなスポーツ選手、歌手についての、
雑誌の一つの記事だとか、なんかの付録だとかを、
何度も何度も読んだと思います。

そうすると、その人について、ものすごく詳しくなったと思います。

情報の量じゃないんですよ。
繰り返し、読むことで、詳しくなるんです。

英語の勉強もそういう感じ。
今は情報化社会なので、1つ1つに対する好奇心が薄い。
さらっとし過ぎ。

えっ!もういいんですか?って感じ。

絶対覚えてないよね。三歩歩いたら忘れるよね。
という段階で、もうお腹いっぱいだとか、言い出しちゃう。

昔の英語の達人は、同じ映画を何度もお金払って映画館で見て、
通訳者になったりしたとか。

同じこと100回、それが基本。
そのくらい、繰り返そう。

100回読んでようやく、「こんなこと書いてあったんだ」とか、
「こういう構文だったんだ」とか。
やっと目に入ってくるんですよ。

SLC
矢田

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