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そういえば高校生の時も

2016/08/03 - BLOG

昨日のブログに、
「TOEICを馬鹿にする人は自分に自信がない」
と書いたのですが、それで思い出したことがあります。

高校生の時、全く受験指導のできない教師が
「受験のための勉強なんて馬鹿馬鹿しい」
という話や自慢話だけで、授業を構成していました。

なぜ自分に自信がないとそうなってしまうのか。
一つに、おそらく、次元を飛び越えたいというのがあると思います。

真の学力とか、真の英語力だとか、
そんなの人間が決めていいものではなく
もし学問の神様というものがいらっしゃるのであれば
その方であれば決めてもいいものじゃないでしょうか。

我々人間は、コツコツと目の前の試験に向き合い、
また試験の製作者側、人の学力を測定する側も、
日々コツコツと改良をされています。

我々人間にはそれしかできないし、そうやって成長するのだと思います。

そこを飛び越えて「本物の」とか「真の」と言うと、
人間としての責任を放棄できてしまえる、
そんな気持ちになれるのでしょう。

私は高校生の時に
受験勉強を否定し何も教えてくれない教師に当たったことが、
今でも悔しく覚えている、本当に嫌な思い出なのです。

とにかく、それじゃあ一体どうすればいいのか、
全然分からなかったから。

だから自分は、具体的にどうすればいいのか
具体的な目標を、日々コツコツと努力する具体的な課題を
提示できる人になりたいと、
これも日々コツコツと改良改善に努めるしかありません。

絶対に完璧なゴールなんて来ないことを知っているけど、
それでも答のない問題に向き合い続けることが
自信に繋がるし、社会の一員として、人間はそうじゃないとと
思うので、それがSLCのポリシーでもあります。

だから、SLCでは「真の」なんて言いません。
「真の」って一体なんなんだ?

一つずつでも、理解し覚え、練習し、
日々階段を上がるお手伝いをするしか
私たちにはできない。
それを精一杯したいです。

SLC
矢田

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