なんでだろう。
2019/01/26 - BLOG
SLCの矢田真生子です。
SLCのYouTubeチャンネルを視聴してくださる方は、
男性の方が多く、また55歳以上の方がメインです。
最近、女性比率がどんどん下落し、とうとう4%になってしまいました。
教室に来てくださるお客様は、男女比半々なので、不思議です。
ですが、もし55歳以上の方が勉強のお供に使ってくださっているとすれば、
それはすごく嬉しいことです。
また、実は、私は高校生向けのこともやりたいのです。
私の高校は、当時総合選抜という、表面的に平等を目指した制度があり、
県立高校の全てが偏差値30ぐらいになってしまうという、
どう考えても失敗としか思えない政策により、授業がほとんど崩壊していました。
そんな時に、高校2年生の終わりに受けた、たった3日間の駿台予備校の春期講習で、
5文型を初めて知り、単語だけじゃなく、句や節にも品詞があることが分かり、
受験にぎりぎり間に合いました。
これは、衝撃的な経験でした。
今叫ばれている、4技能だ、民間試験の導入だには、
私が反対してもなんともならないですが、気持ちは大反対です。
たとえ偏差値30の高校に行っていても、地方の県立高校に通っていても、
ちょっとしたヒントや、ちょっとした助言で、
東京の恵まれた進学校の生徒と、
同じは無理でも、めちゃくちゃ頑張れば、
ほぼ同じぐらいの、大人になれるチャンスがあるべきだと思います。
インターナショナルスクールに通った子が有利だったり、
帰国子女が有利だったりしては、全然日本の未来のためにならないと思うし、
人間の能力を、音が聴こえるだの、会話ができるなど表面的なことで、
推し量ることができるか!と思います。
離島にいる高校生が、TOEICなんか受験できるわけないし、
外国人と話すことなんてないけど、
YouTubeで講義を見たり、学校の休みに都会に出て、短期の講座を受けたりできれば、
そして、そこそこセンスがあれば、ちゃんと対応できる受験制度じゃないと、
すごく、不公平です。
TOEICは、本当に、コミュニケーション力を測るテストです。
こんなんじゃコミュニケーション力が測れないって人いますが、測れます。
こんなんじゃ、学力が測れないんです!!
この試験、読解力や、思考力や、地頭の良さを測ろうとは、設計されていません。
これで子供の能力を測るなんて、絶対ダメです。
で、高校生向けのことを、これから、きっと始めると思います。
SLC
矢田