BLOG

和菓子を習って

2016/10/03 - BLOG

SLCの矢田です。

習い事が大好きなので、今は和菓子も月に一度習っています。
洋菓子は学生の時にアルバイトで作っていたので、結構得意なのですが、
和菓子はどうできているのか興味があり、本で見てもよく分からないので、
習いに行くことにしました。

習うのが大好きなので、とにかくとっても楽しいです。

そこで感じたことは、
とにもかくにも、日本人の手先の器用さと、
めんどくさがらずにマメマメしい作業をすることと、
真面目に美しいものを作る心が
なんて素晴らしいんだろうということです。

ほんのちょっとしかできないのに、
こんなに頑張っても、小さい一口で終わってしまうお菓子しかできないのに、
丹精込めて、繊細な味のために細かい分量とたくさんの材料で、
繊細な見た目のために細かい手作業で、一つの美しいお菓子を仕上げることに
毎回ストレス発散と、気持ちの落ち着きを感じさせてもらっています。

日本語教師をしていた時に、
なぜ日本に来たかの理由に
「お菓子が美味しいから」を挙げる海外の方が、
割とたくさんいらっしゃいました。

「そんなことでか。。。」
と思ったし、そのお菓子というのは和菓子ではなく、
デパ地下の洋菓子売り場のことなので、
「それは日本のお菓子じゃないよ。。。」
とも思っていました。

でも、よくよく考えてみると
こんなに繊細で美味しいケーキが手軽に買えるなんて
いい国だなあ。ここは。

英語もそうだと思います。
私達は細かくていいんです。
いちいち気にしていいんです。

たまに、
日本人はシャイだ!
間違いを恐れずとにかく発信しろ!
文法なんてどうでもいいから発言しろ!

という革命児みたいな意見もありますが、
それができればとっくにやってます。
国民性を理解してくれ。

我々は正確さという武器を持って、
コミュニケーションしたほうが良いと思います。

仕事もそう。
これぞ日本!という職場、仕事のやり方、
いいと思うのですが。

これではいけない!もっと先進性とか、スピードとか、
とこれまでの日本の仕事のやり方を否定するような意見もありますが、
もっと長所を生かそうよ!と思うんです。

もちろん、時代とともに変化すべきことは多々あります。
でも、守るべきものは守らないと。

SLCは結構、これぞ日本の職場!という感じです。
なぜなら、全員日本の企業経験者だから。
そこで学んだことは、ものすごく大事だったと、
小さい会社をやってみて、初めて気がつくことがあります。

SLC
矢田

PAGE TOP