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採用と教育

2018/08/20 - BLOG

SLCの矢田真生子です。

私は20代の時は日本語教師の仕事に夢中で、
30代は一般企業の人事部の教育担当の課で、
年がら年中社内研修をやっていました。

でも、その企業研修の経験で得た知識は、今全然使えてなくて、
鬼のように恐怖を与える教育で、効果を上げています!

あっ、そんなこと、他人様にはできませんが、
我が夫、矢田弘巳に対してです。

弘巳さんの前職場の代ゼミでは、
年に一度コンプライアンスの研修があるだけで、その他は野放し。

「お前ら、人気取って集客できたら、それでいいからな!」
という職場では、全うな社会人に育たない。

そこで、私が怒鳴りつけ、恐怖を与え、SLCで使い物になる社会人に育て上げたのですが、
これって身内だからできることですよね。

でも、効果は抜群で、アナタは子供なのか?と思うぐらい、40代のおっさんもぐんぐん成長します。

時折、とても残念なことですが、
講師業の方が、ご自身のSNSで受講生の方に対して、つまりなんとお客様に対して、
非常に失礼なことを書いているのを見ると、それって我々雇用主の責任だ!と思います。
そして、身につまされます。

私達も弱いので、その場でつい楽な方向に逃げ、
「アナタの気持ちも分かるよ」とワガママ講師の機嫌をおさめ、
その一方で、お客様に平謝りする、
みたいな現象ってあると思うのですが、それをやってはイケナイ、
労働基準法を恐れず、その場でクビを宣告するのが、雇用主として正しいですよ。

イベント主催者や、出版社の努力のおかげで自分の仕事が成立していて、
お客様からお給料をいただいていることって、
私達はつい、「分かるだろう」と無駄な期待をしてしまうんですが、
講師業でそれが分かる人って、残念ながら、ほとんどいません。

でも、そうなってしまったのも、我々雇用主の責任です。

だから、私達雇用主は、本腰を入れて、本気で教育をしないといけないんですが、
なっかなかこれは難題です。

私には、その能力がなくて、出来ないのが分かっているので、
採用も教育も「私にゃ無理だ」と諦め、
それよりも、一人で運営できる仕組み作りに逃げております。

一人のバイトだって入れない!
お客様からのお電話を、他人に受けさせるなんてとんでもない!
という人を信じない経営方法です。(いつまで持つか・・・)

他責に逃げず、自責の意識を持っている人をみつけたいけど、
どうやって見分けるのかも分からないし、
教育だって、私のやり方だと、パワハラで訴えられて一瞬で負ける。

でも、いつか採用と教育にも取り組まないと、
自分の幅が広がらないのかなあと、
ある講師業の方のSNSを見て、ふと思ったことです。

SLC
矢田

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