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歴史上の人物の執着心

2016/07/30 - BLOG

SLCの矢田です。

7月に開催した社会科セミナーの事務局として
少しですが、私も歴史に触れました。

昔の人、とにかく執着心がすごい。

鑑真、目が見えなくなっても、
何度失敗しても、死にかけても、邪魔されても、
何がなんでも日本に来るその執念。

豊臣秀吉の利休に対してやったことは、
なんという冷酷、残忍さ。

などなど、ちょいちょいつまみ聞きですが、
強烈な印象が残ってしまいました。

高校生までに何度も習っているところで、
その当時は「ふ~ん」だったのが
今改めて、大人が歴史にはまるの、分かります。
実体験を重ねてきた大人だから
この執念のすごさ、分かりますね。

今の権力争いや、カリスマ性のある強いキャラって、
歴史上の人物に比べれば、なんてソフトなんだろう。

でも、もし時代が時代、国が国だったら、相手を殺すぐらいの
強さやしつこさや、執念を持っているのでしょうか。

会社を立ち上げ、経営を成功させている方とお話をしていると
「えっ!」と思うぐらいの執念が垣間見られます。

それが、「なるほど!」と思うことじゃなくて、
「そ、そんなことで・・・」と思うようなことだったりもする。

ちょっと方向性が不思議でも、執念があればいいのかな。

私も、結構しつこく、執念深い性格です。
目標を定めたら、最後まで絶対にやり通します。
やらないと、気になってしょうがないんです。

でも、こんなんじゃ足りない足りない。
もっともっと、執念を持たないとなあって
執念にますます拍車をかけようと
歴史講義を聞きながら、思いました。

そして、時代に残る執着心も、個人レベルの執着心も
その価値に大小はないと思うんです。

大人になってからTOEIC900点突破や、英検一級合格は、
歴史上の偉業や、オリンピック出場ぐらいの、価値があると思います。
そんなこと言ったら、鑑真や秀吉や、オリンピック選手が怒るかな?

でも、働きながらやり遂げるのは、その価値あると思ってよしです。
世間から見たらちっぽけなことでも、
自分の中では壮大なドラマだし、生きた証となると思います。

私の場合、900点突破も英検一級も、資格取得や転職、
会社立ち上げも、会社運営上の事件や問題解決も、
自分の中では相当な盛り上がりがありました。

その時は死にそうで必死でも、ふりかえると
自分の中だけでですが、盛り上がるし、笑えるし、
楽しくてしょうがない。

そんなことで?って馬鹿にする人は無視しましょう。
社会人をやりながら取得する900点は偉業です。

そういう、自分の中でだけのものでもいいので、
壮大なドラマである、人生でありたいなあと思います。

SLC
矢田

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