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神が与えてくれた

2016/12/05 - BLOG

SLCの矢田です。

昨日の市販模試を解く会で、山口講師が冗談交じりで
「TOEICは神が与えてくれたテストと言われているんですよ」
(トーイッカーの間でだと思います)
と言っていました。

そうだ!
このテストも仕組みなんですね。
しかも完璧な。
確かに、神の存在を感じるかな。。。

「仕組み」って、本当に偉大な力です。
だから、神様がつくってくださったように
思えてしまうんじゃないでしょうか。

ただ実は、神様じゃなくて人間が作っていて、
世の中、人間が作った「仕組み」だらけです。

仕組みを作り、それを守り、育てる人もいれば
仕組みに乗っかり、仕組みがなければ1人では生きられず、
それなのに仕組みに文句を言い、更には仕組みを壊す人もいます。

人間が作ったものだから、完璧なわけがなくて
不備があるのは当然で
そこに文句を言う人っていうのは
自分は仕組みを意識もせず、参加もせず、
ただ仕組みの恩恵を受けるのを当然だと思っている
ダメ人間です。

TOEICの悪口を言う人達も、ダメ人間です。

私は仕組みを作り、育てる人になりたいです。

そして、言語もそうだと思うのです。

言語は神の領域まで高められた、人間が作った仕組みです。

人間がしゃべっていたら、自然に出来てしまった文法法則、
という側面もありますが、
それだけじゃあ、今のような美しい言語体系はできなかったでしょう。

やはり、文学を書く人、表記方法を考案し広める人
辞書を作る人、文字を教える人、記録する人、伝える人、
言葉に関わってきた人達の知恵と努力で今の形があるんだと感じます。

世の中の仕組みとそっくりだと思います。
(だから、文法は大事です!)

TOEICはテストなので、神の領域まで仕組みを高めることができていますが、
今現在の組織の仕組みで、「神だ!」と思えるものって、
まだ人間は作り出せていない。

組織も神の領域にならないかなあ。

歴史を見ると、悪魔の領域ってのはあったけど
まだ神の領域ってのはない。

でももしかすると、何千年も先には、神領域の組織があるのかも。

TOEICの仕組みから、神の領域まで想像を膨らますことができるなんて
確かに「神が与えてくれたテスト」なんだなあ。

で、私は思います。
ただただ、本能のままに生き、
だらけたり、文句を言ったり、他人に乗っかったりするのではなく、
仕組みを作ったり、守ったり、育てたり、微修正したり、
事の大小に関わらず、神様の仕事をしたいなと。
うん、SLCもTOEICの完成度を目指すんだ!

神様レベルの仕事をしている人を、本当に尊敬します。
そういう方、たくさんいます。

SLC
矢田

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