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英語が大嫌いな人

2018/09/20 - BLOG

SLCの矢田真生子です。

TOEIC対策のスクールをやっていると、英語が大嫌いな状態で来てくださる方にも出会います。
私はその方々を、尊敬して尊敬して、もう心の底から大尊敬しています。

最初に来てくださった時に、私が吹っ飛びそうになるくらい、
「自分は英語が大嫌いで、考えただけで、震えそうで、苦しくて、辛い」
といった空気感を爆発させていらっしゃる方、今思うと、そのエネルギーは偉大です。

それでもTOEICを受けなくちゃいけないということで、一歩踏み出す時点で、まず尊敬します。

しかも、大嫌いだった方に限って、なぜか、本当に不思議なことに、
その後、どっぷりと英語環境の職場にいらっしゃいます。

「TOEICは会社の要件満たすためだけで、一生英語は話さない」
はずだった方が、海外赴任され、英語を話すことにも前向きだったりします。

そんなケースを目にするうちに、
英語が大嫌いな場合、まずはTOEICからゆっくりと慣れていくのは、
非常に良い方法なんだなと、思うようになりました。

特に、理系の方に多い、会話を強要されるとダメなタイプの英語嫌いは、
意外とTOEICのパート5の勉強から入ると、夢中になれます。

というのも、数学が大丈夫な方は、英文法の勉強から入ることで
「自分の知っている分野と同じだ」「ルールがあるんだ」と、安心できるのです。

なんだかよく分からない漠然とした不安ってのがよくなく、安心が大事です。

「同じなんだ」という安心材料は、どこかに転がってますので、
まずは自分が慣れている事との共通点を見つけて、ゆっくりとでもいいから、そっとでもいいから、
一歩踏み出していただければと思います。

私は、以前の職場が理系男子だらけだったので、理系男子ももちろん色々ではありますが、
日本語でも会話してくれないし、Eメールにも返事をくれない人々が一定数いるのを、知っています。

つい、習慣で挨拶しただけで、「今何の用があって話しかけたのですか」と、くそ真面目に聞かれたりしていました。

そういう方が英会話教室に行くと、お互い悪気はないのですが、講師と生徒の間に非常に悪い空気が流れます。
そして、「自分は英語は無理だ・・・」となったりしますが、TOEICから始めれば大丈夫です。

その空気が悪くなった英会話の講師に言わせれば
「そんな勉強ばっかりして、コミュニケーションが出来なければ意味がない」となったりするんですが、
彼らもサムライ魂がありますので、いざ赴任が決まったりすれば、責任を持って自分の役割を果たします。

性格について、講師がとやかく言うことじゃないんですよね。

ということで、是非、大嫌いな方も、TOEICを利用して英語を克服していただければと思います。
大嫌いで来てくださった方には、ものすごく感謝しています。


SLC
矢田

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