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shareしないと。

2016/10/08 - BLOG

SLCの矢田です。

英語で何かを伝える時、
tellやsayのほかに、shareがよく使われていると気がついた時、
一方的じゃなくて、カッコイイな、と思いました。

ただ、その後考えてみると、
日本語でも業務中には
「共有させてください」
「共有のためのメールです」
というように、結構「共有」を使っています。

やっぱり、世界共有に必要なニュアンスってあります。
全人類にとって、shareすることは必須で、
今この時点だけでなく、歴史から学ぶのだってshareであり、
言語の学習法も、文法を説明する用語も、全部先人が発見、開発したものです。

今この時点で、「我々だけの極秘メソッド」などと言っていてはダメなんです。
大きく考えないと。

現代のこの時点では、どう頑張ったって10年後の知恵には勝てません。
これまで築いてきた知恵を共有して頑張らないと。
現時点に生きている限り、どうせ50歩100歩なのに、
「我々だけの極秘」、それはないだろう、と私は思います。

業務上も、情報を共有しないことで、ミスが多発したり、
無駄な作業時間や、無駄な原料費が出てしまう。

SLCのスタッフと講師の方針に
「悪いことほど早く伝える」というのがあります。

良い出来事は自然に共有できても
悪いことを共有することの重要さ、
共有しないことの恐ろしさ、というのは、
業務を通じてしか学べないものじゃないでしょうか。

遊び友達、学校の友達とは違う
仕事仲間だからこその、共有の大事さ。

それが出来る組織じゃないと、強くなれないし、
組織内だけのレベルじゃなく、
社会の中で孤立しない、業界全体や社会に関わっていける組織じゃないと。

英語の学習方法に、秘密にするほどのものは何もありません。
正しい情報、成功例の情報は、書籍や学習サイト等で
簡単に見つけることができます。

要は、それを実践するかどうか。
実践できないからといって、安易な「極秘メソッド」に手を出してはダメ。
「極秘メソッド」は孤立し、隠し、社会を警戒しています。
他のと関わり、歴史からの学び、を軽んじています。

私は、職場内も、お客様との関係も、社会との関わりも、
オープンに、まっすぐに、やっていきたいです。

SLCとしては、極秘メソッドは残念ながら出せませんが
実践するためのサポート、
理解しやすい説明、生活に落とし込みやすい実例を、
出来る限り提供できるよう、一生懸命、頭と体を使って、
日々精進してまいります。

全然まだまだです。
もっと、サポートできるスクールになりたい。
絶対になる。

SLC
矢田

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