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毎日毎日

2021/11/16 - BLOG

SLCの矢田真生子です。

毎日続けることが大事です。

本当に今、そう思います。

自営業者は結構言っていました。
「お客さんいなくても、今休業しちゃうのは危険だよ」と。

本当に、そう思うのです。
急に再開したお店は、何かずれています。

お客さんいなくても、時短しながら休み休みでも営業していたお店は、
ピターっと、お客さんの動きに、照準が合っています。

こんなに周辺にガラガラの店が多いのに、照準の合っている店に人が並び(ただの居酒屋)、
「良かった、入れるって。」とか言いながら喜んで人々が入って行きます。

渋谷には、並ばなくても入れる、ガラガラの店(同じような居酒屋)がたくさんあるのに。

でも、同じように見えて同じじゃない。

世界は刻々と変わっていて、別にものすごい努力なんてしなくても、
ただ続けているだけで、
自然に毎日毎日小さな調整の積み重ねが出来ています。

一旦止めちゃうと、それができないんだ。
ダーウィンの言ってる「変化し続ける」が出来なくて、知らない間に環境が変化しちゃう。

だから、英語の勉強も、毎日小さな創意工夫を重ねながら、地味に続けるしかないという話です。
休むと危険!です。

SLC
矢田

一旦止めるとどうなるか。

2021/11/15 - BLOG

SLCの矢田真生子です。

続けることの重要性はよく言われますが、
一旦止めることの危険性というのを、よーく怖がってほしいです。

渋谷の飲食店、夜は特にまだまだ全然人が戻ってこず、苦戦されています。

この近くのお店で、とても印象に残っている風景があって、
それは去年、人っ子一人いない渋谷の中で、
店先で仕入れた野菜を売っていました。

それからも、完全に店を閉めるということはほとんどなく、
周囲がシャッター街になっても、営業を完全にはやめず、開け続けていました。

そうすると今、周囲のお店が開きだしても、お客さんはその店にばっかり行くわけです。
最近の光景、隣の店はガラガラなのに、並んでまでその店にお客さんが入っています。

不思議ですが、一旦止めたところには、流れが戻りません。
たとえ人がいなくても、開けていたところには、人が戻ります。

開けてたことなんて誰も知らないじゃないか、と思うかもしれないけど、
人の流れは繊細で、目に見えないことのほうが、大事です。

目に見えることに左右されて、人工的に人の流れを作ろうったって、そりゃ無理です。

そして、「野菜を売っていた」というのが重要なポイントで、
仕入れを止めることへの恐怖心、他の人の経済を止めてしまうことへの恐れというのが、
このお店が生き残った最大の理由だと、思います。

人がいないのに開け続けるというのは、スコアが上がらないのに勉強し続けるよりも、
ずっと難易度が高いと思います。

成果が目に見えないときに、どれだけ粘れるか、続けられるか、
止めることへの恐怖心を感じられるか、握った手を離さずにいられるか、
こういうのがとっても大事。

単純な話で、粘ったもの勝ちということなんだけど、成果が出ないと粘れないものです。
でも、成果が出ないからって、そんな簡単に諦めてたら、店の一つも経営できませんぜ!
しないかもしれないけど。

スコアが停滞している時に粘ることが、本当に大事です。
そういうの乗り越えて900点になるんです。

SLC
矢田

解く会

2021/11/13 - BLOG

SLCの矢田真生子です。

今年の解く会は、11月12月と満席になり、お申込みを締め切りました。
いつもお申込み、ご参加、ありがとうございます。

「解く会に参加して次の週に試験を受けた時が、どうやら調子が良いようだ」
というお声を先日いただきました。

本番と同じように2時間集中して解いておくのは、力を発揮するための良い準備となります。

解く会に参加しなくとも、ご自宅や図書館や自習室などで、本番前に是非模擬試験をやっておきましょう。

解く会は来年も『公式8』で毎月開催してまいります。
おそらく秋頃には『公式9』が出ると予想されますが、それまでは『公式8』です。

自宅では2時間無理だ、という場合には是非ご活用ください。

この、公式問題集を2時間解くというものを商品化したのは、SLCの大発明なのです。
食べさせない、運動させるを商品化したライザップ並みの大発明だと、思うんですよ。

本当に、多くの人が、自分一人では2時間黙って机の前に座って問題を解くということが、できないのです。

不思議なもんですが、複数人が教室にいて、試験官がいて、同時に解き始めると、できるのです。
どう頑張っても自宅では出来ないけど、大勢いるとできてしまう。
試験制度ってすごいです。

SLC
矢田

時制とか仮定法とか、分からなくても頑張る。

2021/11/12 - BLOG

SLCの矢田真生子です。

「今の大学生の英語力は中2」の話ですが、本当にそうで、
大学で英語の講師をしている先生の模擬授業なんかを見る機会があると、
「はい。apple、りんご、apple、りんご」みたいな感じなのです。

まず、先生の発言に「てにをは」がない。授業が単語だけじゃん。
「大学生を、ば、ばかにしてませんか?」と思っちゃうけど、
精一杯伝わる限度ぎりぎりで、こうなっちゃう様子。

別にですね、社会に出るために英語が出来なくてもいいです。

ただ、分からないものに対して我慢する耐久を持ってほしい。

高校の英語の授業なんて、そりゃ分からないですよ。

時制にしても、「なんかずれるんだっけ」と習った知識を総動員して、
「あ、きっと答は(A)だ」と選ぶと答は(B)、なんでや?
「これって正解すんの無理じゃねか?」と、当時思ったもんです。

でも、不思議なものは不思議なまま、分からないものは分からないまま、
そのまま頭の中に保留しておくってことが、その場ですぐに分かることよりも大事だと思う。

分からなくて、どうしたら分かるようになるか、悩んだほうがいい。

学力が中2で止まり、周囲が、先生までがその学力に合わせてくれるっていうままで、
社会に出てもらっちゃ困ると思います。

分からなくてテストの点数が悪くても、「いつか分かるかもしれない」と我慢して、
点と点を繋げようと努力する姿勢を、中3以上のやや複雑な勉強を通して身につけないと、
そのまんま社会に出ても、時給1500円は難しいですよ。

今度は自分がお客様の要求や視点に合わせていかなくちゃいけないし、
社会の中には分からないことだらけで、それでもその時々の判断をしていかなくちゃいけないのに。

中2で止まった人って、悩まないんだ。
いや、今は悩むシーンだよってとこで、単純に答を求める。
悩む訓練が全く出来ていない。

最低時給を上げたほうがいいと思うのです。
けど、と同時に、自分は中2のまま、周囲が合わせて当然という人々は、
考えを改めないといけないと、思います。

SLC
矢田

全体のレベルが上がってTOEICも難しくなっているのか。

2021/11/11 - BLOG

SLCの矢田真生子です。

TOEICが難しくなっているのかというと、去年の問題と比べても何も変わってないと思われますが、
20年前と比べると、劇的に難しくなっています。

1年じゃ気が付けない。徐々に変えていくってすごい作戦。
いや、作戦じゃなく、自然にそうなってしまったんでしょう。

じわじわ変わると大きな変化にも気が付かないという、分かりやすい例です。

会社員の方達からは「今の新入社員は800点以上が当たり前で・・・」とか聞き、
まるで若者の英語力が上がっていっているようですが、
大学で英語の講師をしている人達からは、「今の大学生の英語力は中2です」と聞きますし、
どっちが本当なの?

どっちも本当で、「差がでかい」ってことだと思います。
それから、大半は「中2レベル」であって、「全員800点以上」というのは日本の一部の話ですよ。

本当は、「中2」を何とかしないといけないんだとは思います。
私にはどうしようもないですが、大変に困ったことだと思います。
中2で止まってしまう問題は、中学時代に解決しなければ、大人になってからはもう遅いし、
大学生になってからどう頑張っても、もう遅いでしょう。

勉強もスポーツや芸術と同じで、子供の時にやらなくちゃ基本は身に付かんです。
大人になってから何かやり出したって、表面的なことをそれっぽくなぞってるだけになっちゃう。

最近よく話題となる、「どうして日本の賃金は上がらないのか問題」ですが、
大きな日本の仕組みの話ではあるけど、学校の教育の問題もその一部で、
この「中2で止まる」というのも、その原因なのか結果なのか、賃金との因果関係はあると思います。

だって、私のような、こんな小さな商売であっても、中2で止まってしまった人を雇えないですから。
中学英語が分からない、つまりルールを理解し覚えてそれを当てはめるってことが出来ないと、
何一つ事務仕事なんて出来ませんぜ。
お客様とお話をして、相談に乗って、具体的な解決策をご提示するなんてことも、できませんぜ。

学力が中2で止まる問題は、日本の大問題だと思います。
どうなるんだろ。

停滞どころか、じわじわと、後退している学力とか、仕事力とか、
ゆっくりとした変化には気が付きにくいので、注意したほうがいいと思うのです。

そのために停滞や後退に慣れるんじゃなく、
逆に、じわじわと進化していたり、難化しているものを指標にしたほうがいい。

げげげ、難しくなってる!ってのは、いいことなんだ。

だから、TOEICを受験しましょう、という話です。

SLC
矢田

豚丼のけむりが

2021/11/07 - BLOG

SLCの矢田真生子です。

このビルの2階にあった居酒屋さんは閉店してしまい、
その後豚丼のお店が入りました。
来年ビルが解体されてしまうので、1年限りの契約のはずですが、
条件とか抜群によくて入居したのかなあと思って見てます。

で、ここは6階ですが、昼時には豚を焼く匂いと、煙も、漂ってきています。
お客さんがたくさん入って、たくさん焼いているということで、素晴らしい!

もう壁に匂いが染みつくとか、誰も気にしていないよう。
なにしろ来年の今頃には、解体されちゃっていますから。

ところがところが、まだテナントがどこも退去している様子なしです。
SLCも粘りに粘り、来年秋まで居座ろうかと。

新しい場所を探して分かる、このビルの良さ、です。

汚しても怒られないし。
現状回復費用のこと考えなくていいし。

1階の飲食店も、コロナからのものすごい回復力で連日満席。
ああ、せっかく賑わっているのに退去なんて、もったいない。
この当たり前の風景に見える賑わい、ゼロから作るの本当に大変なのに。

SLC
矢田

羽ばたいてる

2021/11/06 - BLOG

SLCの矢田真生子です。

時々、過去に講座に参加いただいた方から、
「今こんなことやっています」とご連絡をいただき、
すご~!とビックリします。

海外へ派遣されていたり、なんと海外で起業されていたり、
人道支援をしていたり、TOEICという語学力のきっかけが、
次の行動への大きなきっかけとなっていたということは、
どうやらあるようです。

「TOEICあんなに頑張れたんだから、もう何でもできる!」
とか。

う、でも、今やってる事のほうが、難易度めちゃくちゃ高そうですけど・・・

でも、やっぱり基本的なスキルを馬鹿にすることなく、
きっちり取り組んで、
きっちり求められる水準に達して、
その水準に達するために、必死に頑張ることができると、
もっと難しいことも出来る気がするというか、
もっと難しくないとやりごたえがないぐらいに、
なってしまうってことですね。

試験に向かって、必死に、歯を食いしばって、
頑張ると、未来で更に頑張れそうですので、
やっぱり今頑張りましょう。

頑張っている姿って、あんまりカッコいいものではなく、
どちらかというと、必死な感じがかわいそうだったり、
大変そうでとても自分はやりたくないなと思われたり、
TOEICぐらいでそんな必死になんなよとか、ダサいよとか、
そんなそんな視線もありますが、
全く気にせず、必死に頑張ると、未来は楽しいです。

私は今から海外で活躍するなんてことはないですが、
語学力のある中高年になれて、楽しいな~と思います。
語学力のある老人になるのもきっと楽しいです。
ない人生はとても想像できません。

コツコツ頑張った蓄積が、中高年以降では大事だと思います。
肉体は疲れてきますが、蓄積があります。

SLC
矢田

早め早めの準備

2021/11/03 - BLOG

SLCの矢田真生子です。

先日お問合せをいただき、今回のレギュラーコースに参加くださった方、
会社にスコアを提出しなくちゃならない期限から、かなり前もって始めてくださいました。

現状と、要求されるスコアを見比べ、期限を考えると、
「その目標200%可能ですね」という感じです。

「なんでも早めに始めておくタイプなんで」とのこと。

お~、すごい!(メモメモ)
それが、人生うまくいくコツですな。
(うまくいってるのか、何も知らないけど)

いや、こういう対策スクールをやっていると、現実は、
結構期限を超えちゃった方がいらっしゃるのです。

「会社の期限は10月だったんですけど、もう11月で特別に待ってもらっています」

大変だ~!となって、必死に頑張り、達成できた時には涙涙、もう感動、みたいな。

早め早めに準備して、大慌てしないタイプの方もいらっしゃれば、
期限超えてから大慌てという方もいらっしゃるのが、多様性。

どちらもありかと思います。

けど、やっぱり、早めに始めるタイプの方は、色々な事において、
パニックとかなさそう。
しっかり、参考にしたい、心に留めよう、と思いました。

SLC
矢田

新しいセミナー

2021/11/02 - BLOG

SLCの矢田真生子です。

新しいセミナーをいくつか企画しています。

近年のTOEICテストの傾向をふまえ、
音が繋がって聴こえないイギリス人女性、
早口過ぎて聴こえないオーストラリア人男性、
一瞬過ぎて何を言ったのか分からないパート2、
これらの対策のためのリスニング対策セミナーを1つ。

でもどうして私は聴こえるのだろう?と考えてみると、
英検一級のナレーターにリエゾンの激しい女性がいて、その音声で慣れました。
一度慣れると、何を言われても聴きとれるようになります!

一度同じように真似して音読できるようになってしまうことです。
そうすると、不思議なことに聴きとれます。

それから、近年というか、形式が変わってからなのでもう何年も前からですが、
自然な会話表現がリーディングセクションでも登場しています。

で、この会話表現を結構知らないのです。

考えてみると、
学校で習わなかったし、単語集や熟語集のようにまとまったものもないし、
急にTOEICで出てきても「そんなの知らないよ・・・」となるのは仕方のないことです。

そして、これがまたdoとか、makeとか、takeとか、callとか、
実に簡単な単語で構成されているので、
普段なんとなく読み飛ばしてしまっていて、せっかく問題演習をしていても、
「そこに大事なフレーズがある!」ことに気が付いていないことが多いのです。

でもどうして私は定型表現を知っているのだろう・・・?と考えてみたんですが、
長年に渡り、NHKのラジオ英会話やビジネス英会話を聴き続けたり、
かつてアルクの通信教育を制覇していたり、英会話に通い続けたり、
あっちこっちからの蓄積で、ストックされてきたようです。

でも、これって英語に相当興味がないと、ちょっと時間かかり過ぎて嫌になってしまうかも。
それに、形式が変わって何年も経過して分かりましたが、出てくるフレーズは繰り返されます。
頻出表現をまとめて覚えちゃうことは可能です。
一度暗記しておくと、出てきた時に気が付きます。

ということで、頻出フレーズを覚えるためのセミナーも企画しています。

11月14日(日)激しいリエゾンや早口に対応するためのリスニングセミナー
12月5日(日)Eメール・チャット問題を通じて会話表現をストックするセミナー

湯本講師が担当してくれます。
どちらも、参加型で当てられて答えさせられて、という形で進みます。
コロナで生徒さんの数が減ったあたりから、講師がものすごく当てるようになり、
そのほうがショック療法的に覚え、スコアが上がるという実証実験が出来てしまいました。

アフターコロナ時代は、分からないことにフリーズしてたんじゃダメだ。
分からなくても、何か考え打ち返すんだ!みたいな感じで、
今後のスクール業は、当たりまくる形式が流行るんじゃないか?
と予想しています。

よろしくお願いします。

SLC
矢田

レギュラーコースが始まった

2021/10/31 - BLOG

SLCの矢田真生子です。

この一週間は、毎日レギュラーコースの第一回目でした。
今年最後のレギュラーコース、12月の試験を目標に頑張ります。

久しぶりに来てくださった方もいて、有難いです。

前回、結構おめでたい卒業が重なりました。
おめでたいというのは、目標スコアを取れた、という意味です。

時間かかかりましたが、結果が出た。
本当に、おめでたいです。

英語の勉強を始めるまでに、勇気を振り絞って講座に参加するまでに、
誰かの説得や、自分の葛藤や、とにかく多くのエネルギーを使ったという場合は、
ここじゃなくても、どこのスクールであっても、
とにかく一度始めることが出来たなら、目標スコアを取るまで続けることがポイントです。

もしスクールが合わなければ、変えてもいいですが、
とにかくなんらかの講座を続けることが大事です。

そして、「この生活が永遠に続くのかあ」と思うことです。
でも、永遠ってことは、なぜかないのです。
なんだっていつか、終わります。

そのスコアを取るまで、とにかく一人になっちゃいけない。
そうすれば、なんとか取れます。

そうでもない人や、英語が趣味の人には、何のことか分からない話で、は?って感じかもしれませんが、
英語が嫌いな方の場合、なんとか始めることができたなら、他力を活用して、続け切ることで、
いつか目標スコアは取れます。

で、「いつか」って永遠に感じますが、せいぜい1年とか1年半です。
ながーい、って言われるけど、そのくらいやろうよ、
語学だよ、他の言語を学ぼうっていうんだよ、って思いますよ。

SLC
矢田

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